震災25年を目前に、阪神淡路大震災を振り返る番組が特集として放送されています。今日は、ある番組から得た防災活動をするうえで最も大切なことをお話します。
兵庫県加古川市にあるマンションの防災会での取り組み。地上から14階へ水をどうやって汲み上げるか住民が知恵を出し合ってみごとに成功したそうです。それは、月に一度行われる会合で話し合われたそうなんですが・・・その会合、まるで‵飲み会’のような楽しい雰囲気で画面いっぱいに笑顔が映し出されました。
それを見て多くの視聴者は思ったに違いありません。‵楽しそうだな’ ‵こんな会なら参加してみたい’ ‵うらやましい′ と。
防災訓練、防災の集い、防災委員会・・・「防災」と名の付く活動。なんとなく義務感を持ってしまうのはなぜでしょうか。
「防災」に取り組むことは ‵地域の安全のため’ という考えが前面にでると、どうしても義務感ある活動になってしまうように思います。継続するのが大変で一年ごとの当番制になり、形ばかりの防災会になってしまう・・・。
そうではなくて、‵楽しいから′ ‵やりがいがあるから′ という思いが前面にでると、顔も笑顔になりますね!
加古川のマンション住人の皆さんの楽しそうな笑顔から、大切なことを思い出しました。
まずは私が楽しむこと。そしてみんなで楽しい防災活動をめざす、ということが一番の基本。子ども達も参加したい、と思ってもらえる楽しい活動を考えていきたいです。