2019年の秋。運動会の終わった週末に台風19号が日本に上陸し甚大な被害を東日本にもたらし過ぎ去った。
「いま、わたしにできることは・・・なんだろうか。」
防災士、という資格をとったのは25年前の阪神大震災がきっかけだ。兵庫県の防災センターで展示物の案内をしたり震災の教訓を伝える仕事をしていたため、日々あたまの中は防災のことでいっぱいだった。
仕事を通して身に染みついた防災の知恵はいまも役に立っている。子育てで忙しい毎日だが、ふとしたことで災害について考える。
「日々防災」。この言葉、あなたはどう思うだろう。
わたしは「防災」という言葉が無くなればいい、と思っている。それは、防災を意識しなくても日々の暮らしの中にすでに備えられた知恵がある、という意味でだ。
残念だが災いは起きる。地球上に生きている限り。だれにでも、どこにいても。
だからこそ、防ぎたい!最小限に!できるだけ被害のないように。
非常持ち出し袋なんかではなくて、いつも持ち歩いているバッグの中に安心と安全の知恵をいっぱい詰め込んで。
いつも備えていたい。
ブログ「日々防災」では防災士である私さいまきの活動とそこから感じたことや次世代へ向けてのメッセージを綴っていこうと思います。
読んでくださる皆さんのご意見などがこのブログを育てていくと信じています。