昨日、参加した防災士会で簡易マスクの作り方を教わりました。材料は目の細かいティッシュペーパーとゴムひも。道具はホッチキス。とても簡単で意外と使えると思いました。
もちろん、この手作りマスクで微細なウィルスを遮断することはできないでしょう。マスクは、「咳エチケット」のためのものです。
「咳エチケット」ってなに?
インフルエンザやコロナウィルスのためにくしゃみや咳をしているひとはすぐに病院へ行ってください。
普段からのどが弱く咳込んだり鼻をすすったりしてしまうひと、また季節によって花粉症などでくしゃみが止まらないというようなひとが、周囲に不快感を与えないためにマスクを装着することが「咳エチケット」です。
ここでご紹介する手作りマスクは、ウィルス感染を予防するためというよりも、周囲のひとに配慮していることを示すためのマスクです。ご了解くださいね。
困った!花粉症なのにマスクがないなんて!
周囲への配慮。これがとっても大事です。これから花粉症が本番を迎えますが、どこにいってもマスクが品切れの現在、手作りするしか方法はありません。
花粉症のくしゃみなのに・・・マスクがなくて電車に乗るのをためらうのではなく、安心して通勤、通学したいものです。一見、ばからしい、こんなんで役立つわけがない、なんて思いますが、作って装着してみると、意外といい感じなんですよ!
ぜひ、トライしてみてください。
困ったら手作りしよう!―油こし紙マスクの作り方―
【材料】油こし紙(直径18センチ) ゴムひも(20センチ×2本)
【道具】ホッチキス
油こし紙は、できれば2枚重ねしておく
ゴムひもは20センチぐらいのを2本用意
中央に向かって
左右をたたみ、さらに
中央に向かって
左右をたたむ
織り込んだものを、後ろ向きにして
さらに、ふたつにたたむ(ジャバラになるようにする)
ゴムひも中央を折る
ゴムひも中央を折りたたんだマスク端に合わせて、ホッチキス止めする
子ども用は1~2cm内側でもよい
大人用は、5ミリぐらい内側を止める
ゴムを耳にかけて、調節しながら結ぶ
左右を同じく耳にかけ
調節しながら輪を作る
☆これで完成☆
片側をひろげると、あごのラインに沿わせることができます。
ティッシュペーパーでも作ることができますが、フィット感は油こし紙がちょうどよい☆
売ってるマスクと、そんなに変わらない見た目で、耳のゴムも調節できるので痛くない。
これで、くしゃみも咳も、迷惑かけずにできますね!
「咳エチケット」のための手作りマスクをご紹介しました。ぜひ、困ったときは作ってみてください。