ゼロからの自主防災会③「避難所運営マニュアル」作成の条件とは?

災害の多かった令和元年。このブログを始めた10月から日々防災について活動してきました。いよいよ我がH自治会の「避難所運営マニュアル」の骨子づくりを開始するにあたり、T市の総合防災課を訪ねてきました。マニュアル策定への道筋がうすぼんやりと見えてきました。

市役所の防災課にて。

Q. だれにも頼まれていないのに(自主防災会の準備委員会のメンバーではありますが)なぜあなたがマニュアルを作成するのですか?

A. それは、H自治会の指定避難所の利用者だからです。我が家の立地は豪雨にはめっぽう弱いので直ぐに避難所を利用します。二人の子供の命を守る責任があるので、開設されたら躊躇せず避難所へ行きます。その経験を通して、避難所の問題点やH自治会ならではの課題などもわかってきています。

Q. 自主防災会は、もうすでにあるのですか?

A. いいえ、いま設立するための準備会を月に一度おこない、会の組織づくりをしているところです。活動内容も決まっていません。

Q. なにも決まっていないのに、なぜあなたは「避難所運営マニュアル」をつくろうとしているんですか?自治会長さんの許可など、もらっているんでしょうか?

A. 許可などはもらっていません。あくまでも自主的に活動しています。けれども自主防災会のメンバーには自治会長もいますし、私も地域の防災担当として3年間の実績があります。

・・・・・・・などなど、私の自己紹介も含め、市役所の防災担当者2名と30分ほど面談のすえにようやく手に入れたのが76頁もある冊子『T市 避難所運営マニュアル』です。

一市民が「避難所運営マニュアル(案)」をつくる条件は

30分の面談を終えるころには、防災課の二人の職員さんも、笑みをうかべて「頑張って作ってくださいね」と言ってもらえましたが・・・一市民が行政に意見することの壁のようなものを感じましたよ(^^; いろんな条件も提示されました。

① 避難所利用者は自治会員ばかりではではないことをお忘れなく。

はい。その通りです。我がH自治会区域内にある指定避難所(H中学校)は、H自治会だけではなく、他の周辺地域にとっても指定避難所であることは承知しています。また、自治会に所属していない住民もいることも考慮すべきですね。ありがとうございます。

② H自治会が属しているYコミュニティーまちづくり協議会にも、内容を承認してもらう必要があります。総会などで議案としてあげて承認してもらわないといけません。

はい。わかりました。けれども今現在、内容どころか、文章の一行もありません。ただの一市民である避難所利用者(私)がマニュアルの骨子づくりに取り組もう、としているところです。ご理解ください。

  • 作成しようとしている「避難所運営マニュアル」の骨子案ができたら、
  • まず、自主防災会メンバーと内容を検討します。そして、避難所対象の周辺地域へも内容を審議してもらったうえで、
  • H自治会(自主防災会)の活動として総会で承認してもらい、
  • そのうえでYコミュニティーまちづくり協議会の総会にて承認を得られたら正式な「避難所運営マニュアル」となるんですね?

③ 段階をふんで行ってください。進捗を報告してください。

進捗報告、ですか? 私もボランティアで行っている活動なのでゆっくりしかできませんけどいいですか?

・・・と、以上のような条件が課せられましたが、「避難所運営マニュアル」の骨子案作り、進めていこうと思っています。どこの防災会も、このような段取りでマニュアル作りを進めているのでしょうね。面倒くさいな、とちょっと思いましたが、組織としてルールを決めるとは、そういうことなんですね!

まとめ;「避難所運営マニュアル」は公共のルールなので慎重に作成すべし。

一市民が思い付きでルールをつくるのではない、ということ。市役所の防災課の職員さんとお話ししていて身が引き締まりました。組織として公共のルールを決めるには、まずは地域住民に理解され、周辺自治会との調整や、所属コミュニティーからの理解をも必要である、ということです。

H自治会、自主防災会準備委員会のメンバーの皆様、どうぞご理解とご協力、お願いいたします。微力ではありますがマニュアル骨子案作らせていただきます。